南半球はまだまだ夏真っ盛りで暑い日が連日続きます。
ニュージーランドの夏は紫外線が強いです。なので日焼け止めは必須!
なのですが、海外製日焼け止めってどれを使っていいか分からない…
私も今までは日本で買ったものを使用していたので、現在色々口コミなどを見ての試行錯誤中なのですが、去年あたりから徐々に海外製、というかNZで販売されている日焼け止めを使っています。
ということで、私が使ってみた3大海外スキンケアブランド--NIVEA、Neutrogena、Cetaphil--の日焼け止め(顔用・オイリー肌用)をレビューします!
Contents
Cetaphil DERMA CONTROL Oil-free Facial Moisturising Lotion SPF 25 ACNE PRONE SKIN
こちらは以前Cetaphilラインのスキンケアを紹介したときにもちらっと紹介したのですが、連続使用した結果の使用感などを改めてレビューしたいと思います。
オススメ度:★☆☆☆☆
良いところ
- オイルフリーでnon-acnegenic non-comedogenic(ニキビができにくい、毛穴に詰まりにくい)ところ
- フラグランスフリー
- モイスチャライジングローションなので、洗顔後の保湿をしながら日焼け対策できる
- 軽いつけ心地
- SPF25と低めなので普段使いしても肌の負担が少ない
- 石鹸で落とすことが可能=肌の負担が少ない
悪いところ
- オイルフリーなのに顔がテカる(化粧してお粉に吸わせれば問題ないけど)
- 保湿力が弱い
- CetaphilのAcne Prone用オイルコントロール洗顔料のレビューを書いた記事に、この製品の保湿力のなさを嘆いている様子を載せています。
- 落ちやすい
- 冬は気づかなかったのですが、夏になって気づきました。
これめっちゃ落ちやすい…!
汗で落ちてきたりするとめちゃくちゃ目が痛くなる+暑さで溶けるのか汗かかなくても目が痛くなることが。暑くなってからは使用をやめました。
- 冬は気づかなかったのですが、夏になって気づきました。
- 薬局でしか手に入らない
Neutrogena Ultra Sheer DRY-TOUCH Sunscreen Lotion SPF 50+ face/body
オススメ度:★★★☆☆
良いところ
- Ultra-Sheer (超薄づき)の名の通り軽いつけ心地
塗った直後はテカテカするが、しばらくするとマットになる【Edited】Water resistantなので汗をかいても落ちにくい【Edited】- お手頃価格/コスパが良い
- スーパーでも手に入る
- SPF 50+
- 顔以外の部分であれば、薄づきで塗ったあとサラサラ
悪いところ
- オキシベンゾンが入っている
- 塗ってしばらくすると若干マットになるけど、やっぱり顔部分はテカる
- 顔以外の部位なら全然マットになるし、さらっと感が出るんですけどねー。日によってマットになってくれる日と、テカったまんまの日がある。
- 香料あり
- ウォーターレジスタンスのわりに水に触れると白くなる(落ちる)
- 湿布直後ピリピリする
紫外線を吸収してくれる化学物質。これによって紫外線が肌内部に浸透するのを防ぐ。
日本、海外問わず日焼け止めや紫外線カットを謳う化粧品などに含まれていることが多い。
紫外線カット率が良いとされているトップレートの日焼け止めには大抵この成分が含まれている。
Eg. アネッサやDHCのUVリップなど
ちなみに
オキシベンゾンとは一体なんなのか?
紫外線を吸収してくれる化学物質。
これによって紫外線が肌内部に浸透するのを防ぐ。
日本、海外問わず日焼け止めや紫外線カットを謳う化粧品などに含まれていることが多い。
紫外線カット率が良いとされているトップレートの日焼け止めには大抵この成分が含まれている。
Eg. アネッサ (注:アネッサでもオキシベンゾンが入っているものと、いないものがあるようです。)
ちなみにこのNeutrogena Ultra Sheer DRY-TOUCH Sunscreen Lotionも、最近ConsumerNZが行った日焼け止めの品質テストをクリアした製品のうちの一つ。
オキシベンゾンが入っていると何でダメなの?
- 皮膚からの吸収率が高い
- 血中や母乳から予想以上に多くのオキシベンゾンが見つかる
- 環境ホルモン作用がある
- サンゴの死の原因はオキシベンゾンが、含まれる日焼け止めであるという研究が発表される。
- ハワイやパラオ、その他いくつかの地域ではオキシベンゾンが含まれた日焼け止めの販売や使用が禁止に。
(ハワイでは販売禁止ですが、海外旅行客が持ち込むことまでは禁止していないようです。これから綺麗な海が有名な地域へ旅行される場合、日焼け止めに関しても事前に調べて行った方が良いでしょう。)
とこのような研究結果などが出ています。
ただ、サンゴへの影響は断定されていますが人体への影響はまだはっきりとはしておらず、上記の研究結果が出た際の被験者も24人と対象が少ないです。
ですが、母乳にも多くオキシベンゾンが検出されたということですし、環境ホルモン作用があるという事はわかっているので、授乳中の方などは気をつけて避けた方が良いのではないでしょうか。
NIVEA UV Face Shine Control 0% Sticky SPF50
オススメ度:★★★★☆
良いところ
- 付けた直後はテカテカするが、しばらくたつとマットになる
- Shine-Controlというだけあり、テカリを抑えてくれる
私は今までセザンヌの皮脂コントロール下地を使っていたのですが、それがなければこっちでも良いかなと思うくらいなかなか優秀な働きをしてくれます- ↑ セザンヌが手に入らなくて、どうしても日焼け止めが必要な場合はこれを選びますが、やっぱりセザンヌの優秀さは比じゃない…久々にセザンヌを使うと皮脂コントロールが素晴らしすぎてビビりました。比べるのがおこがましいと感じたので打ち消しときます。(^◇^;)
- 湿布後がサラサラ
悪いところ
- 化粧中など、肌をこするとポロポロ(角質かのように)落ちてくるので注意
- 量が一本50mlと他2つと比べ少ない
最後に
私が使ったオイリー肌用・オイリー肌に良さげな日焼け止めはざっとこんな感じでしょうか。
日焼けを防止する事でエイジングを抑えられるし、シミも防げます。
エイジング防止にはまず日焼け防止から!
ということで、私は顔に塗る日焼け止めは何回も重ね付けしまくってます。
日本製のものとは違い、こちらの日焼け止めはUVAをどれくらいカットできるかという指標のPA+表示がほとんどありません。
なぜならPA+指標は日本特有のものだから。
最近は海外製のもPA+表示を取り入れているのがありますが、殆どないので日焼け止めを選ぶときはUVB・UVA フィルターありのものを買いましょう。
(ちなみに最高指数はSPF50+です。)
こちらで紹介した日焼け止めは全てUVB・UVAに対してプロテクションがあるものです。
日焼け止め、何にしようか迷ったら記事内にリンクを貼った、Consumer NZが行ったテストの結果を参考にしても良いと思います。
また、Dr. Drayという皮膚科医がYouTubeチャンネルを開設しているので、彼女のチャンネルもオススメです!
ただ日焼け止め紹介動画よりも、ドラッグストアで色々製品を紹介している中で出てきた製品の方が参考になるんですが…
見つけられずorz
彼女自身が皮膚科医ということで、動画一個一個参考になって面白いのでざっと流して見てみてください!
おまけ
大正製薬から環境と人に配慮した日焼け止めが出ているようなので、ハワイへ旅行する方にはこれはオススメかもです。
Brown, J. (2020). Sunscreen: What science says about ingredient safety. [online] Bbc.com. Available at: https://www.bbc.com/future/article/20190722-sunscreen-safe-or-toxic [Accessed 21 Jan. 2020].
Colorescience Learn. (2020). What is PA+++? | Colorescience Learn. [online] Available at: https://www.colorescience.com/learn/what-is-pa [Accessed 21 Jan. 2020].
RNZ. (2020). Nine sunscreen brands fail protection tests – Consumer NZ. [online] Available at: https://www.rnz.co.nz/news/national/403766/nine-sunscreen-brands-fail-protection-tests-consumer-nz [Accessed 21 Jan. 2020].
陽介, 岩橋. (2020). ハワイの日焼け止め禁止成分と持ち込みへの影響 – 肌のクリニック・高円寺院・麹町院 | 医療脱毛 ニキビ AGA シミ治療. [online] 肌のクリニック・高円寺院・麹町院 | 医療脱毛 ニキビ AGA シミ治療. Available at: https://koenji.clinic/archives/3027#i-8 [Accessed 21 Jan. 2020].