クリスマスホリデー中に思い立って、1泊2日の小旅行に行ってきましたー
目的地は温泉の地ロトルア!
なんか癒しが欲しい、ちょっと遠出したいな…と思い、じゃあ温泉行きたい!
でもNZスタイルの温泉、いわゆる水着を着て入る温水プールはいやだ!
ってことで以前知人に教えてもらった日本風温泉モーテル、Terume Hot Springs Resortに行くことに。
Contents
掛け流し露天岩風呂
露天風呂はカメラ・携帯電話持ち込み禁止なので、Terume Hot Springs ResortのオフィシャルFBアカウントからお借りします。
湯の花たっぷりの乳白色温泉
こちらの投稿の説明書きにもあるように、テルメさんの温泉は100%天然温泉の掛け流し露天風呂。
地下150mから温泉を汲み上げており、水質は弱アルカリ性。
汲み上げた温泉は110度と高温のため、3つのお風呂に少しづつ流し込んで40−42度の温度に冷ましているそうです。
真ん中にどーんとある岩風呂には湯の花がたっぷり蓄積されていて、お水も乳白色。
お湯もつるんとしてて気持ち良い〜
温度もポリネシアンスパと違って本当に42−43度くらいのお湯で、熱いお湯が好きな人には気持ちいい温度。
(ポリネシアンスパのデラックスレイクスパ(大人$59)は温度が違うお風呂が4つあるのですが、42度と表示があるプールでもぬるくて全く温泉気分が味わえず。)
メインのお風呂横にくっついている小さい二つのお風呂は私が行った際は蓋がされていたのですが、そちらは透き通ったお湯がたっぷり。
多分高温の温泉の温度を冷ます用のお風呂なのかな?
めちゃくちゃ熱そうだったので触りませんでした。
横を湧き水のように流れている汲み上げた源泉には好奇心から触ってみて、「あっつっ…!」ってやったんですけどね…
一時間ごとの交代制
テルメのお風呂は家族風呂以外はこの露天風呂一つ。
なのでお風呂は一時間ごとで男女が入れ替わるようになってます。
私が宿泊した際は、お風呂に入れる時間は5時PM・男性からスタートで、6時は女性、7時はまた男性…となっていました。
入浴する際の注意点
底が滑りやすい
温泉大好きで詳しい方はお湯を見た瞬間にピンと来るかもしれませんが、湯の花たっぷりのところってツルツル底が滑りやすいらしいんです。
私は知らずに普通に入ろうとして、湯船の中で思いっきり滑ってしまいました。
めちゃくちゃびっくりして、「温泉ってこんな危険だったっけ…?」と、1人でしばらく放心状態。笑
他に入浴者がいなかったのは幸か不幸か。
何もなかったからこの場合はよかったとしておきましょう。
シャワーがない
露天風呂の奥に以前はシャワーブースだったっぽい場所があったのですが、今はただの何もないスペースがあるのみ。
なのでお風呂に入りに行く前に、部屋のシャワーブースで体を洗っておいたほうがいいです。
匂いが結構きつい
ロトルア全体が硫黄の匂いに包まれている+自分自身が温泉に浸かった後、なので鼻が麻痺してて全然気づかなかったのですが、お風呂を出た後上がり湯をしないままだと体がめちゃくちゃ匂う…
洋服にも匂いがこびりつきました。
食事の前に温泉に浸かったのなら、レストランに行く前にシャワーで匂いを流してからの方がいいかもしれません。
自分では匂いに気付かなくても、周りからすると臭いかも…?
予約制のプライベート室内温泉(掛け流し家族風呂)
テルメには二つのプライベートな室内温泉があり、どちらも30分交代の予約制です。
一つは大きめな家族風呂
もう一つは小さめの家族風呂
私たち夫婦はこちらの家族風呂を予約しました。
家族風呂の方にはシャワーとボディーソープが備え付けられてて◎
窓から覗く夜空と日本庭園が視覚からもリラックスできてGOOD。
そしてこちらも湯の花温泉。
お風呂の予約はチェックイン時にできます。
でも良い時間が埋まってしまうのが心配だったら、お部屋を予約するときにあらかじめ空いている時間を聞いて、予約してしまっても良いかも。
お部屋
スタンダードルーム:一泊$150(ホリデーシーズン)
今回はスタンダードルームに宿泊したのですが…
私の勘違いでスタンダードルームにしてしまいめちゃくちゃ後悔。
テルメリゾートのウェブサイトではリノベーションした部屋の写真しか公開されてなく、私は全ての部屋が新しくなったのかと盛大な勘違いをすることに。
なので電話で予約した際、スタンダードルームとデラックスとどれにする?って訊かれたとき、「スタンダードで〜!」って言っちゃって…
ちゃんと何が違うのか説明聞けばよかった。????
ちなみに新しいお部屋はこんな感じみたいです。↓
プラス料金払っても全然いいからこっちが良かった…泣
というか、部屋を見た瞬間に部屋移れないか聞けば良かったと、夜中数台しか車がない駐車場を見ながら思ったのでした。
お部屋に対して本音レビュー
ベッド・リビングスペース
写真で見る通り古いですね。
ただパッと内装を見た感じは古いけれど汚くは無く、シーツやタオルも清潔。
キッチンスペース
クックトップはないけど、電子レンジと電気ポットはあり。
お皿やカトラリーも一式あり。
シンク下には食器用洗剤などがありました。
洗面台
ぱっと見綺麗。でもよく見ると水垢がこびりついているとこがありなんか汚い。
歯ブラシ掛けっぽいところも汚れが溜まってて汚かったです。
写真撮っておけば良かったかな〜…でもイメージダウンになるものはなるべく載せたく無くて、撮らなかったんですよね。
シャワーブース
ここはちょっと信じられないくらい汚く、とにかくカビだらけ。
カーテンがカビだらけで裾なんか黒っぽい。
グレーのカーテンだから一見わからないんですが、まず入った先からカビ臭い。
それでブースを見回すと天井もカーテンもカビだらけでショック。
オンシーズンで一泊$150だし安いモーテルなので、古いのは良いとしてもこれは無いわーと、カーテンには絶対触れないように気をつけ、カビが無いブース中心部から動かないようにしてシャワーを浴びました。
多分新しいお部屋だったらこんなことも無いでしょう…
多分。
アメニティー
リンスインシャンプー(3袋)とボディーソープ(2袋)がありました。
ヘアケア用品にこだわる方や女性は自前でシャンプーやコンディショナーを用意する方が良いかもです。
料金
料金表がテルメリゾートのウェブサイトにあるのですが、実際の料金と違うこともあるみたいなのでとりあえず電話で直接確認した方がいいかもしれません。
ただ、目安にはなるかも。
*今回の滞在の場合、クリスマスホリデーシーズンだったので、スタンダードスタジオルームの場合一泊$160のはずなのですが、なぜか$150でした。
予約方法
こちらのモーテルはExpediaやBooking.comのようなホテル予約サイトと提携していないので、予約するにはテルメリゾートのウェブサイトにあるメールフォームか電話をするしかないのですが…
予約するには電話が良いかと思います。
一応ウェブサイトのメールフォームは英語でも日本語でも予約できますみたいなのもあるんですが、現在オーナーが日本人夫婦から香港人夫婦に変わったと言うことで日本語でメールしてもスルーされるそう。
口コミでもメールしたけど返事がこなかったと云うようなものを見かけたので、直接電話した方が確実です。
うちもメール(英語だったけど)しましたが返事来ず。
仕方なく電話しました。
Contact Details
Phone: 07-347-9499
Fax: 07-347-9498
Email: terume@terumeresort.co.nz
オーバーオール
温泉メインですが、宿泊施設でもあるのでその部分込み、そしてお客が情報を得る手段であり唯一の予約可能サイトであるテルメリゾート自社サイト込みで考えると、オーバーオール10点中6.5点でしょうか。
これでも結構甘めの点数付けだと思うけど…
温泉だけで言うと10点満点なのですが…
そこに全振りしてその他が疎か。
口コミを見る限りは以前のオーナー経営時よりは大分良いと言うことですし、色々少しづつ手を加えて改善していっているようなのでより良くなっていくかと思うのですが。(希望的観測)
いくらお客は温泉目当てで来ていると言っても、やっぱりカビだらけの部屋付きシャワーはアウトですね。
清潔さと衛生的なのは必須項目です。
そして前述しましたが、お客と自身を繋ぐ唯一の媒体であるテルメリゾートの自社サイトがミスリードが多いので注意が必要なのもマイナス点。
ちゃんとRoom Ratesを見てたらお部屋の種類が4つもあることに気づいて、予約時にお部屋の違いを聞いていたと思うんですが、お部屋紹介しか見ていなかった…
お部屋紹介のページにはスタジオユニットとファミリーユニットしかなく、新しいお部屋の写真しか載っていない為に、全部屋綺麗なのかと勘違いしてしまったんですね。
私にも落ち度はありますが、きちんとお部屋の違いを明確化してほしい。
それが分かれば多分プラス分を支払っても綺麗なところに泊まりたいって人はいっぱいいるだろうし、収益ももっと増えるだろうに。
ウェブサイトをちゃんと更新していない所為で情報が中途半端なんですよね。
NHK観られるということでちょっと楽しみにしていたのですが、スカイTVがNHKの配信を止めたそうで今はNHK見られないんですって。スカイTV加入してないから知らなかったよー????
「売り」にしているサービスが終了したりした場合はサイト情報も更新してほしいな〜と思ったり。
また、ウェブサイトやお部屋に置いてある入浴スケジュールの時間も実際の時間とは異なり、チェックイン時、口頭で伝えられるスケジュールが正しいものなので気をつけてください。
(私が宿泊した際は、夜と朝入浴できる時間で最後の一時間が削られていました。
Ex. ウェブサイトやお部屋に置いてあるタイムテーブルには夜は10時まで入浴可 → 実際は9時までで終わり)
夫婦プラス従業員1人で運営しており、こつこつリノベーションをしているようなので何かと手が回っていないのでしょう。
私が宿泊した際にも夫婦で外観のペンキを塗ったりなんかしておりました。
最後に
客層はやっぱりと言うか、中国人が多いです。
ただ、NZにいながらここに来るレベルなので、日本式の温泉の入り方は心得ているようで、入浴時、中国人客とカチあった際には皆んなかけ湯をしていましたし、体を洗う場所がないことに気づいた方は一旦部屋に戻ってました。
それと、お部屋には温泉の入り方が詳しく書いてあるファイルがありました。
中国人女性2人が、朝の男性入浴時間に勝手にサインを「女性入浴中」に変えてしまい、入浴のタイムスケジュールがおかしくなると言うトラブルがありましたが、オーナーに伝えたので今後対策をしてくれることを願います。
と色々改善点あるなーと思ったのですが、お風呂は最高でしたし、リネンは清潔(家具はわからないw)だったので今度はデラックスのお部屋に泊まりに行きたいと思います。
それまでに新しくリメイクしたお部屋のシャワーブースがカビてないと良いけど…笑