現在脱縮毛矯正してから一年が経過。

剛毛・多毛・強いくせ毛で、小学生頃から縮毛矯正をかけ続けてた私ですが、脱縮毛矯正を試みてからその結果に大満足で、ここでも声高に脱縮毛矯正の素晴らしさを伝えてきました。

その中で毎回、必ずメリットと共に思いつく限りのデメリットも添えて記事を書いてはいたのですが、今までデメリットに焦点を当てたことがなかったなぁと最近思い当たり…

また、やっと?最近一年経ったので、一年を通して自分が感じた『脱縮毛矯正するとココって不便』な事を改めて挙げてみようと思います。

前提

  • 脱縮毛矯正の事前準備としてストカール(縮毛矯正をしたのちにパーマ)をかけている
  • 髪質:剛毛、多毛、癖強め

1)扱いに慣れるのに少し時間がかかる

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これは地毛部分が15〜20cm以上伸びた頃に実感するもの。
地毛部分がそこまで長くない間は本当に適当にムースでもつけといたら、パーマをあてた部分と上手い具合に合ってくれたのですが、剛毛・多毛・強癖毛部分が多くなってくるとそれまでのカンタンスタイリングじゃあ言うこと効かなくなる。

広がりを抑えるには別記事で紹介している方法で大分解決できるのですが、くっきりウェーブを出したい気分だったりそうでなかったり、またはムースがいいか、ジェルがいいかでも好みがあったりしますし、自分が好きなスタイリングにするのにある程度試行錯誤することになるでしょう。そして扱いに慣れるまではセットが決まったり決まらなかったりなんていう日も出てきます。

2)アホ毛が多量に出る

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やはり縮毛矯正の威力はすごいです。

癖毛が伸びてくるにつれアホ毛が本当に目立つ。特に短い毛はぴょんぴょん出てくる。アホ毛があると頭がボサボサに見えるし、まとまりの無い髪は痛んで見える。髪の毛細いとアホ毛ふわふわさせていても可愛いんですが、太い毛だとそうはいかない。ので、髪をどうにかしてまとめないといけないのですが、それがデメリット3へ繋がります。

3)常に髪に何かをつけている状態になる

セットにはスタイリング剤が必須。アホ毛を無くすにも欠かせません。
ムース、ジェル、スプレーetc… この中の一つだけを使ったり、または組み合わせて使ったり。

お家用リラックスヘアスタイルでいいのであれば、100%植物オイルで髪の広がりを抑えるくらいで済みますが、ウェーブをくっきり出すスタイリングにするならば、結構な量のスタイリング剤を使います。

最近のジェルやムースはパリパリにならず、乾いた後はつけている感覚があまりない物が多くありますが、髪にスタイリング剤をベタベタつけるのが苦手な方で、剛毛・多毛な方(スタイリング剤絶対必要になる事請け合い)は脱縮毛矯正は向かないかもしれません。

4)手間がかかる

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当たり前ですが、『縮毛矯正した直後/あまり地毛が伸びてない時』と比べると段違いに癖毛の扱いには手間がかかります。

私の場合はあまり強い薬を頻繁に頭皮に触れさせたくなかったので、大体半年に一回のペースで縮毛矯正していました。縮毛矯正をしてから次の施術までの間で大分髪が伸びてしまう為、その間は伸びてきた根元の部分はブロー+アイロンを毎日かける日々。この作業の面倒くささと言ったら…!
髪も痛むしこの作業が本当に嫌いだったので、地毛と矯正されている部分が混在するこの期間から解放されるという事は私に取って物凄くプラスでした。

ですが「伸びてきたら即縮毛矯正をかけている」という方にとっては、やはり縮毛矯正期間との比較になるのでそうなると癖毛ケアの面倒くささは一入でしょう。

5)ヘアカット後のヘアスタイリングには縮毛矯正中よりも気をつけないと爆発頭になる可能性大

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カットにブローやスタイリングが込みのサロンが多いですが、剛毛・多毛な癖毛だとブローの力だけだとセット力が足りません。(私だけ?)

癖毛専門ヘアサロンであればもしかしたら綺麗な仕上がりになるのかもしれませんが、そうでない一般的なサロンのカットに含まれている簡単スタイリング(オイル+ブロー)だと確実に髪が広がるでしょう。
スタイリング剤も美容師さんの時間も技術もタダではないですし、自分の気に入る仕上がりにするにはスタイリングは料金を払ってオーダーするか、または自分で愛用のスタイリング剤を持ち込んで仕上げをするのが確実です。

予約時に電話で美容師さんとヘアカット後のスタイリングの相談を事前にしておくとベターじゃないでしょうか。

失敗例

私は脱縮毛矯正後初めてしたカットが、初めて行くサロンだった事もあり、全てが終わった後鏡に映った寝起きのような爆発頭の自分をみて絶望しました。(笑

↓これヘアサロンから帰宅直後の髪です???? 風が強い日だったこともあって家にたどり着いた時にはこうなってました笑 車でよかった!!

スタイリング前に担当者さんからカールを強調したスタイルにしますか?と聞いていただけたので、そのようにして欲しいとお願いしたのですが、私の思うカールと美容師さんの思うカールが全く違ってたんですよね。

私の中では美容室来店時にしてたのと同じような、『自分の癖毛も含めたカール』をムースを使用して強調したスタイルを想像してしまったのですが、おそらく美容師さんの言うカールはストカールがかかっている部分のカール(切って先っちょに残った部分)だったんでしょう。

そもそもカット後のスタイリングってムース使ったりするんでしょうか…思えばブロー+オイルしかされた事ないな。

カット終わりにメガネをかけて仕上がりの確認をした際は、濡れ髪でウェーブがしっかり出てた為可愛く見えて大満足の仕上がりに。カットは可愛く終わったんだから、きっとイイ感じになってるだろうと勝手に期待して見た鏡にうつる自分のあまりの酷さにショックを受けてしまい、動揺しすぎてお金払うからスタイリングしてとも言えずにすごすごと退散することに。

意思の疎通の大事さを改めて気づかされた出来事でした。

6)カットの際行ける美容室が限られる

TumisuによるPixabayからの画像

癖毛さんは言われなくてもよくよく身にしみているコトと思いますが、改めてリマインド。

縮毛矯正をかけるにしても上手な人とそうでない人がいるではありますが、一度矯正してしまえばカットだけなら割と選ばずにどこでしても問題なく済みます。しかしながら、脱縮毛矯正を行おうとすると、矯正された部分と地毛の部分が混在する期間がありますし、全て地毛に戻せたとしても癖毛を加味して綺麗にカットできる美容師さんはなかなかレア
行きつけのサロンを未発見の場合、縮毛矯正している時よりも美容室に行くのが億劫になる可能性も。

また、もし癖毛カットが上手な美容師さんを見つけていても、自分が引っ越したり美容師さんが辞めたりした場合、一から癖毛をお任せできる美容師さんを見つけないといけなくなるでしょう。

まとめ・最後に

  • 癖毛の扱いに慣れるまでセットが難しい
  • アホ毛が大量に出てくる
  • 結構な量のスタイリング剤や重めオイルなど、常に髪に何かしらつけていることになる
  • 縮毛矯正をかけている時と比べると髪にかける手間・時間が段違い
  • ヘアカット後のヘアスタイリングには縮毛矯正中よりも気をつけないと爆発頭になる可能性大
  • 癖毛カットが出来る美容師さんを見つける面倒さ

脱縮毛矯正のデメリットはざっとこんなものでしょうか。
私個人は脱縮毛矯正して満足していますが、やはり何事にもメリットデメリットは付き物です。もちろん試してみて、自分には合わないと思えばまた縮毛矯正すればいいだけなのですが、脱縮毛矯正を考えている方の参考になれば嬉しいです。

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